中野島原人(自称)の鉄道趣味の部屋

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GW北海道遠征11 6日目:交通資料館に行ってみた(前編)

こんにちは、中野島原人です。

10で言った通り、11では交通資料館というところに行った話です。
画像の枚数が多いので前後編に分けます。以前行ったことはあったんですが、一眼を持っていったのは初めてだったので結構撮影に夢中になっちゃいましたw


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札幌市交通資料館について少し説明をば。
ここは札幌市南区真駒内東町1丁目、地下鉄南北線自衛隊前駅の高架下にあります。
車両(電車・バス)が計19両、部品や資料等が約1000点展示されています。なかなかボリューミーな場所ですねえw


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資料展示室の建物がこれです。黄色くてすごい目立ちますw
札幌市交通局の横にある"ST"というのはSapporo City Transportation Bureauの略です。


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最初は屋外展示のバスを撮影。まずは札幌市営バスです。
[新い94-6]とありますが、これは[新/い/94-6]の分け方で[所属営業所(新川自動車営業所所属)/メーカー(いすゞ)/その車両の導入年度(1994年)-全営業所の通し連番(6番)]という意味を表します。
札幌市営バス自体は現在はありません。赤字経営だったため、2001年にバス事業からの撤退を正式決定し、2003・2004年の2回に渡って民営バス事業者(ジェイ・アール北海道バス/北海道中央バス/じょうてつバス)に移譲されています。


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新い94-6の車内です。手動ですが、ドアを開けたり閉めたりできます。


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こちらは[東ひ87-41(東自動車営業所所属・日野製・1987年導入・41番)]です。
上の新い94-6と同じ札幌市営バスの車両ですが、1994年導入車以降は新い94-6の車体色に切り替わりました。この東ひ87-41の車体色は旧塗装ということにありますね。


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新い94-6の脇にある建物の中はもぬけの殻でした。ここには元々名古屋電気鉄道株式会社から札幌電気軌道株式会社が、それまでの馬車鉄道から電車への切り替えの際に購入した木製電車22号車が居ましたが、現在は愛知県の博物館明治村に里帰り展示されています。
2020年3月頃まで博物館明治村で展示されるようで、札幌に帰ってくるのはもう少し先のことでしょうね。


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近くに看板があったので一応撮っておきました。向こうでは塗装も復刻されているようですね。


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上はマイクロバス、下はボンネットバスです。どちらも昔の雰囲気たっぷりですね。これらってまだ走れるんでしょうか。


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資料館の黄色い建物の中に入ってみます。
すると早速Nゲージの南北線3000形と5000形がお出迎え~。ちゃんと台車がゴムタイヤ仕様に見せてる辺りは芸が細かいですねw


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南北線の1000形(1001-1002)の模型です。本物は後に2000形(2320-2420)に編入されました。
後で本物が出てくるので、詳しい話はまたその時に。


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ゴムタイヤを使用する案内軌条式鉄道の線路はかなり特殊で、そうなると必然的にポイントなどの構造も特殊になってきます。線路というか道路と言った方が分かりやすい構造ですね。
そもそも案内軌条式とは、線路の中央に設置された案内軌条という板状の部品を案内輪(ゴムタイヤ/鉄輪)で挟みこみ、ゴムタイヤで走行する方式のことを指します。写真に写ってる黄色い板状のモノが案内軌条で、それをタイヤで挟んで進む方向を決めているわけです。案内軌条式のポイントは、案内軌条を出したり引っ込めたりすることで切り替えを行っています。


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ズラリと並んだ地下鉄の車両たち。毎回これを見るのに15分近く時間を費やしてじっくり観察してますw
上から東豊線7000形、東西線8000形、同6000形、南北線5000形、同3000形、同2000形です。


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私が札幌の地下鉄で一番好きな形式、6000形です。チョッパ制御、4M3Tの7両編成です。小さい頃何回か乗ったんですが、ちゃんとした記憶は無いのが惜しいです…(泣
この形式は当初4両だったんですが、路線の延伸によって4両→6両→7両と増結されてきました。6両化の際は6000形の中間車を増備したんですが、7両化の際は8000形の中間車を6000形と同塗装にして組み込まれるという面白い増結方法が採られています。そういう経緯なので、7両編成ではチョッパ制御とVVVF制御が混在してました。さながら東急の8642Fのようですねw


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現在の東西線主力車両である8000形です。もちろんVVVF制御で、日立・三菱・東芝のIGBTを使用してます。メーカーが3社あるので音も3種類あると思いきや、どれもほとんど音は変わりません。


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地下鉄車両6形式の主要諸元です。驚くべきは起動加速度で、4.0km/h/sというのが普通にあります。ゴムタイヤの性質上、粘着力を簡単に稼げるので加速が良くなります。
現役で加速度4.0km/h/sの車両は5000形のみですね。


ここからは展示されていた市電車両の模型の写真を貼ります。

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電動貨車です。後述の散水車の改造で誕生した車両で、JRで言えばクル144+クモル145的な存在だったものかと。


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市営交通50周年記念の花電車です。こんなのが実際に町中を走っていたとは…


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アイスカッター式除雪車、雪13号です。床下に見えるローラー状のものがアイスカッターで、それを使って除雪を行います。この模型は後年の姿で、登場当時は無かったプラオと呼ばれる羽根状の部品が取り付けられ、プラオを使った除雪もできるようになった姿が再現されています。


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プラオ式除雪車、雪11号です。雪13号で説明した通り、プラオと呼ばれる羽根で雪を除雪するものです。
この羽根は最初人力で広げてたみたいですが、後に空気圧で動くように改造されました。


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こちらも電動貨車です。廃車された100形を再利用して製造されました。車庫間の部品輸送や、花電車としても活躍したそうです。


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散水車の水2号です。形式がなんともそのまんまですねwww
軌道が敷設されていた路面が舗装されていないものが多かった当時、夏の砂ほこりが大変だったのでそれの飛散防止のために製造された車両です。JR北海道では最近まで散水車(タキ39961・タキ42861)が残ってましたが、こちらは夏季のレール膨張防止のためです。


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ロータリー式除雪車の雪4号です。ロータリースノウスイパーと呼ばれていたそうで。
大正9年製で、3種類の除雪車が試作された中の1両でした。


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D1000形D1001号です。路面電車ではなく路面ディーゼルカーという面白い存在です。
詳しい車両の説明は後編で本物の画像があるのでそこで書きますが、パッと見は普通に電車に見えますね。


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西28丁目駅付近の指令器(?)です。分岐している2本の線路は西車両基地の入出庫線です。


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案内軌条がカットして展示されてました。上が南北線、下が東西線と東豊線の案内軌条です。I字型と逆T字型があり、路線の開業年度で使用された案内軌条の形状が異なるというわけです。


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地下鉄車両用のゴムタイヤです。それぞれ書いてある路線で使用されていました。思ったより大きくなく、10tダンプぐらいのタイヤの雰囲気です。


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信鈴(しんりん)と呼ばれる、路面電車がちんちん電車と呼ばれるようになった大元です。
これを"チンチン"と2回鳴らすことで発車の合図としていたようで、そこから路面電車がちんちん電車と言われるようになったそうです。


今回はここまで。次回は屋外展示の保存車両を観察します!
ではノシ
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